ご訪問ありがとうございます。かるめです。
前回は「手放し」という言葉が苦手な人向けの本をおすすめしましたが、今回は逆でいこうと思います。
「今までの手放しじゃ物足りない!もっとパンチが強いものはないのか!」そんなあなたにオススメなのがこちらの本。
その名も「8割を手放せばすべてうまくいく!全捨離のすすめ」です。パンチ強くないですか?「全捨離」ですよ「全捨離」。笑
「全捨離」とは
「全」とついているからと言って「100%手放せ」というわけではないですからね!笑
まず、宇宙には8:2の法則というものがありますがそれを簡単に説明します。
例えば会社に当てはめると「2割の人が生産性の高い仕事で貢献し、残り8割は可もなく不可もなく、もしくは全く仕事をしていない」というものです。
メーカーや販売業でいうと「自社製品のうち2割の商品は大きな利益を生み出しているけど、残り8割は無難に入れ替わったりしている」というような感じです。
何が言いたいのかというと、本当に必要(重要)なモノは全体の2割しかないということ。その法則は家の中にも当てはまりますので、使っている2割を残して使ってない8割を手放しましょう、というものです。
ここでいう「全捨離」の対象は、使っていない8割のモノのことなんです。
モノには全て「気」がある
私たちを取り囲む気には「旺気」「衰気」「殺気」という3種類の気があります。
私たちの運気を上げてくれる「旺気」は玄関から入ると言われていますが、ものが多くて汚いと入って来ません。逆に運を衰退させる「衰気」や運を殺しにかかる「殺気」は、ものが多くて汚いところに留まろうとします。
つまり「衰気」と「殺気」(どちらも邪気という)を取り除かない限り、「旺気」は入りたくても入ってこれないのです。
その悪い気は何に宿るかというと「モノ」です。しかも1ヶ月触らなかっただけで「衰気」を放ち始めるそうです。
あなたにも心当たりはありませんか?今は使わないからといってまとめて押入れにしまったモノ。着なくなったけど、なんとなくクローゼットに収納してある洋服。それらを放っておくことで次第に「殺気」に変わり、持ち主の気を殺しにかかるという…こんなことを知ったらぞっとしますね。
…ちなみに貧乏神の住所は押入れだそうですよ(Wikipedia)。
押し入れには一ヶ月触ってないモノが沢山あるでしょうから、きっと邪気も溜まりやすいのでしょう…貧乏神の正体は邪気の集合体なのかもしれませんね。
効率よく運気が上がる最速の方法
先程から怖い(?)話ばかりしてしまいましたが、そろそろ全捨離することのメリットをあげましょう。全捨離をすることは開運への最速の道であると著者は言います。
よく「金運を上げるにはトイレ掃除や水回りの掃除をこつこつとやる」というものがありますよね。これは日々続けなければならない行動ですし、結果が出るのにも時間がかかります。何ヶ月やるという明確な期間もまちまちなので、実感を得る前に辞めてしまいたくなったり…。
一方「全捨離」は使ってないモノを8割を捨てるので、邪気のもとをまるっと家から追い出すことができます。つまり結果が出るまでが早いので、実感しやすい傾向があります。
ここまで読んでみて、ちょっと全捨離したくなってきませんか?
運を開く方法は「実践」のみ
気になった方は是非実践することをおすすめします(^^)
「全捨離」では運気や開運、宇宙の法則といったスピリチュアル系のことも書かれてはいますが、「念じる」とか「祈る」といった空想的な行動を勧めている本ではありません。
勧めているのはシンプルに「8割の手放し」を実行するということだけなので、自分の意思次第で誰にでも出来ることです。特殊能力や特別な才能も必要ありません。
見えないことや運なんか信じてません!という方でも、家の中をすっきりさせただけなのになんか最近ツイてるななんてことになったらラッキーですよね。
この本を読んだ方は読んだだけで満足することなく、是非実践してもらいたいなって思いますよ−(^^)
最後に
今回は「全捨離のすすめ」を「すすめ」てみました。笑
私はある程度の手放しが済んだ頃にこの本を読みましたが、モノとの向き合い方の本気度が変わりました。
1ヶ月触ってないモノはアウトだなんて…うちにもまだまだあるような気がします。まぁ実家住まいなので家族共用のモノもありますし、処分したくても出来ませんが…(明らかに使ってないものでも人のものは処分出来ませんよね。笑)
しかし、この本を読むと困ったことにやる気が出ちゃうんですよね。捨てたい病になるー。笑
話はそれますが、私の好きな名言の中にゲーテの言葉があります。
ゲーテ
「生きている間は、何事も延期するな。汝の一生は、実行また実行であれ。」
著者も同じことを言っています。行動することが大事。言われたら素直に実行する。とにかく実践あるのみ。
確率論
更に話はそれますが、確率論の考え方もまちまちですよね。(この考え方は万人に当てはまることではないかもしれませんが)
行動しない人の思考は
「宝くじが当たる確率は1%だから、99%当たるわけないし買うのをやめよう。」
行動する人の思考は
「宝くじの当たる確率なんて計算しても意味がない。まず買う。その行動があって初めて自分の中で確率を語れる。当たるが50%、当たらないが50%。自分の軸で考えれば、当たるか当たらないかの2択しか存在しない。」
↑こんな風にぶらさがる勇気は必要ないけど…w
実行するには何事も勇気が必要ですが、実行して初めて他人事から自分ごとになります。そして自分ごとになった時の方が成長出来る気がするし、面白い気がするし、失敗しても次の行動に繋がるはずです。
ゆっくりでも、少しずつでも、とりあえず何か実行していればそれでいいんじゃないかと私は思ってます。今の自分を少しでも変えたい方は是非「全捨離」を試してみてくださいね(^^)
ではでは〜
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